亜鉛と身長の関係とは?

亜鉛は身長にどんな影響が?

子供の身長を伸ばす、成長や発育に関わる栄養素ですぐに思いつくのは、タンパク質やカルシウムですよね。

 

それらに比べるとあまり目立たない栄養素「亜鉛」は、成長ホルモンを分泌させて、骨を伸ばすのにとても大切な役割を果たしているのです。

 

成長期の子供の亜鉛が不足すると骨の成長に影響が出る事が近年の様々な研究により知られています。

 

ここでは身長を伸ばす・成長に欠かす事のできない「亜鉛」について解説します。

亜鉛の効果・効能

身長を伸ばすためには、タンパク質、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、ビタミンなど様々な栄養成分が必要です。だから、たくさん牛乳を飲むだけで背は伸びないんですね。

 

その中でも「亜鉛」は、遺伝子やタンパク質の合成、細胞組織の形成に関わるとても重要な栄養素と言われています。体内の亜鉛の量を調べると、身長の高い人の方が身長の低い人よりも亜鉛の量が多かった事がある国のデータ結果にも出ているそうです。

 

身長は、骨と骨のつなぎ目にある骨端線と言う部分が成長する事で伸びていきます。質の高い睡眠や栄養を摂り、しっかりと成長ホルモンを分泌させて、骨端線部分の骨を伸びやすくする事で、成長期にしっかりと身長を伸ばす事ができます。また亜鉛は、細胞分裂を促す作用があるため、成長期に十分に背を伸ばすためにとても大切な役割を持っています。

 

タンパク質や遺伝子を作る酵素に含まれている亜鉛は、成長ホルモンの分泌を促す働きの他、血糖値を正常に保つ働き、免疫力を強化する働き、味覚を正常に働かせる効果があります。成長期の子供が心身ともに健康で大きく成長するために、亜鉛の1日の推奨量をきちんと摂取して、亜鉛不足にならないようにしましょう。

亜鉛が多く含まれている食べ物

人間が生きていくのに大切な栄養素「亜鉛」は、ミネラルの中の一つです。亜鉛は体内で蓄積できず、汗となってどんどん体の外に流れ出てしまうので、定期的に摂取する必要があります。亜鉛を多く含む食品には牡蠣、豚レバー、豚モモ肉、牛モモ肉、納豆、ホタテ、アーモンドなどがあります。この中でも牡蠣に多くの亜鉛が含まれており、3個食べるだけで、1日の推奨量を補うことができる嬉しい食品です。

 

普段の食事から亜鉛を摂ることもできますが、亜鉛は吸収されにくい栄養素で、食事から摂る場合、30%ほどしか吸収されないと言われています。体に吸収しやすくするための方法として、亜鉛と梅干しやレモンを一緒に摂ると、クエン酸の働きで亜鉛などのミネラルを包み込む事で、体への吸収率を上げる事ができます。

 

更にビタミンCとクエン酸を一緒に摂る事で、亜鉛が体に吸収しやすくなります。ビタミンCと亜鉛はとても相性が良く、結合して体に吸収されやすくなるので一緒に食べるのをお勧めします。

 

また亜鉛と食物繊維を一緒に摂ると、体内への亜鉛の吸収が妨げられます。亜鉛を摂る時は、食物繊維の多いビタミンCと一緒に食べるのは避け、牡蠣にレモン果汁をかけて食べるなどの工夫が必要です。

1日の摂取量

厚生労働省で推奨されている亜鉛の1日の摂取量は、成人男性で12mg、成人女性で9mg、9歳〜11歳で7g、12歳〜14歳で8gとされています。厚生労働省による近年の国民健康栄養調査によれば日本人の亜鉛摂取量は、推奨摂取量に比べて不足しているようです。

 

様々な食品に含まれている亜鉛は、食事から摂ることもできますが、穀物類や豆類に多く含まれるフィチン酸、食物繊維、インスタント食品に含まれる食品添加物は、亜鉛の吸収を阻害するため、効率良く体に吸収させるには、食べ合わせなどを考える必要があります。とはいえ、インスタント食品に含まれる食品添加物は体に悪い物なので、なるべく摂らないようにする事はできますが、穀物や食物繊維は体に必要な栄養成分のため、食べないわけにはいきません。

 

激しい運動の後や、夏場にたくさん汗をかいた後も体から亜鉛が流れ出てしまいます。激しい運動の後やたくさん汗をかく季節は亜鉛が不足しがちなので、穀物や食物繊維などの亜鉛の吸収を妨げるものは控えめにするのがいいでしょう。

 

しかし、たくさんご飯や果物を食べたい育ち盛りの子供には難しいと思うので、バランスの良い食事とサプリメントの両方から効率的に亜鉛を摂る事をおすすめします。コーヒーも亜鉛の吸収を妨げるので、サプリメントで亜鉛を摂る場合も時間帯をずらして一緒に飲まないようにしましょう。

 

 

身長を伸ばすのに、亜鉛の働きがとても大切で、効果的に体に摂り入れるには、食べ合わせを工夫したり、サプリメントで摂る方法が効果的です。成長期に身長を伸ばすには、必要な栄養と適度な運動、睡眠を保ち、ストレスを溜めないようにして、しっかりと成長ホルモンを働かせる事が大切です。

身長を伸ばす5つの方法

「せめて平均くらいの身長にしてあげたい」
「いまよりももっと身長を伸ばしてあげたい」
「でもどうしたら良いのかわからない」

矢印

今日からできる身長を伸ばす方法